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6/18のオンラインセミナーでいただいた質問とご回答

奄美大島・徳之島全般
Q. 奄美大島はどんな気候ですか?
A. 奄美地方は亜熱帯海洋性気候で、年間の平均気温は21.8℃、年間降水量は約2,900㎜の温暖多雨な島です。名瀬測候所のホームページをご覧ください。
春(3~5月):3月は新緑がまぶしい季節です。3~4月は比較的天候が安定しています。例年5月中旬までには梅雨入りします。
夏(6~8月):6月の梅雨最盛期は大雨になることもありますが、6月下旬には梅雨明けし、その後は晴天の日が多くなります。梅雨明けあたりから水着で海水浴を楽しむことができます。7月から10月上旬までは台風が接近することがあります。
秋(9~11月):10月上旬までは半袖で過ごせるほどの暖かさで、水着での海水浴も可能です。10月下旬になると朝と夜は涼しくなります。
冬(12~2月):1~2月も平均気温15℃を下回る日は少なく、比較的暖かいです。ただし、曇りや雨の日が多く、強い北風が吹く日は体感としては寒いと感じることもあります。
Q. 自然を守るためにどのような努力をしていますか。
A. 国、県、奄美群島12市町村、奄美大島5市町村などが様々な取組をしています。
たとえば、国はアマミノクロウサギなどの希少種の保護事業、外来種対策事業や国立公園指定、世界遺産登録などの取組を行っています。
県は、国や奄美市と連携して、「金作原」の自然環境を保全するための利用ルールの試行を行ったり、自然に対して配慮しながら自然を楽しむための『奄美群島マナーガイド』を作成したりしています。
奄美群島12市町村では、安全管理、環境保全への貢献、奄美群島の自然・文化の理解などに関する基本的な心構えや知識を備えた「エコツアーガイド」の育成・認定制度を設けています。
島内5市町村では、住民への啓発活動をしたり、希少野生動植物の保護に関する条例を施行したりなどの取組を行っています。 民間の企業や団体で構成される「世界自然遺産共同体」は、利用ルールや保護条例などの周知や普及啓発活動や子どもたちへの環境学習、ボランティア清掃などを実施したりしています。
Q. 安全性(ハブ)について知りたい。
A. ハブは直射日光に弱いため、夜間に活発に活動します。日中は日光を避けて草木等の陰にいることが多いです。ご旅行中は、たとえ日中であっても、不用意に草むらに入らないようにしてください。また、夜間は必ず懐中電灯等の照明を持って、道路の中央を歩くようにしてください。
奄美市のウェブサイトに「ハブ」に関する注意事項(PDF)が掲載されていますのでご覧ください。
また、ハブの他にも、ブユ(ブヨ・ブト)、ハチ等の危険な生きものや触るとかぶれる植物等があります。『奄美群島マナーガイド』も参考にしていただければ幸いです。
観光・おすすめ情報
Q. 観光に便利なホテルはどの辺り?
A. レンタカーを利用される場合は、どの地域にお泊りになっても交通の便に問題はないと思います。レンタカーを利用せず主に路線バス移動をお考えの方は、名瀬市街地または空港周辺のリゾートホテルに宿泊されると交通の便が良いと思います。
Q. 旅行シーズンや味覚について教えてください。
A. 海水浴などマリンレジャーを楽しみたい方は水温が高く晴れる日が多い夏がおすすめです。ただし、夏は強烈な日差しの日が続くこともあれば、台風が接近することもあります。観光地めぐりや森林散策、登山などを楽しみたい方は、過ごしやすい気温の秋~春に来島されることをおすすめします。
奄美大島を代表する季節の味覚は、2~3月に収穫される柑橘類「タンカン」です。他に、5月下旬~6月は「スモモ」、6~8月は「パッションフルーツ」、7~8月は「マンゴー」、7月~11月は「島バナナ」など、季節の果物を楽しむことができます。
Q. 一人旅に適した宿泊施設はありますか?
A. 北部(空港周辺)のリゾートホテルはツインルームなど2名利用以上のお部屋が多いです。名瀬市街地のビジネスホテルはシングルルームが多いため、おひとり旅の場合は名瀬市街地泊が便利だと思います。周辺に飲食店も多数あります。
もしくは、北部や南部等の民宿を利用されてみてはいかがでしょうか。
Q. 冬の旅行の楽しみ方を教えてください。
A. 冬でも平均気温15℃を下回る日は少なく比較的暖かいため、「水着での海水浴」以外の自然体験や文化体験などは一年中楽しむことができます。むしろ、森林散策や登山には夏は暑すぎるため、冬がおすすめです。冬限定開催のホエールウォッチングや黒糖作り、タンカン狩りなどの体験も楽しむことができます。
「あまみシマ博覧会」のデジタルガイドブック(PDF)では、奄美大島(奄美群島全域)で楽しめる様々な体験をご紹介しています。ぜひご覧ください。
Q. おすすめの観光コース(ひとり旅、ご夫婦、家族単位別)は?
A. 来島される人数によっておすすめコースが変わるというよりも、たとえば、「海で遊びたい」、「植物や観察を楽しみたい」、「歴史や文化について知りたい」などご来島の目的によっておすすめコースが変わるものだと考えています。
ぜひ観光情報サイト「あまみっけ」をご覧いただき、ご不明なことやご相談がありましたら奄美大島観光案内所にお問い合わせください。
Q. 世界遺産としての見どころ、小学生が楽しめるポイント
A. 2021年7月、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録が決定しました。このうち、奄美群島の奄美大島と徳之島は、アマミノクロウサギに代表される希少種・希少種を含む多様な動植物が生息・生育していることが評価されました。奄美大島の世界遺産登録地は主に山間部で、「金作原」や「湯湾岳」、「役勝エコロード」では、動植物を観察しながら森林散策を楽しむことができます。アマミノクロウサギに会いたいという方はぜひ「ナイトツアー」に参加なさってみてください。これらの場所で散策や動植物観察を楽しむ際は、ぜひエコツアーガイドが実施するツアーをご利用ください。
小学生のお子さまとご一緒の方は、「マングローブ」でのカヌー体験や「金作原」散策ツアー、シュノーケリング体験などがおすすめです。
Q. 焼酎が飲めないのですが、焼酎以外に島の方が飲まれるアルコールはありますか?
A. 奄美黒糖焼酎を使用したすもも酒やたんかん酒、梅酒などのお酒もあります。また、近年では、奄美の素材を活かしたビール(たんかん、黒糖、パッションフルーツ、バナナ等)も販売されています。ぜひお試しください。
Q. 7月中旬にヤドリ浜に15-16時頃訪れる予定ですが、カメは見れるのでしょうか?
A. ウミガメは生きものですので、たとえどの海岸であっても、「この海岸では必ず見れます。〇時に行けば見れます」という断言はできません。ヤドリ浜ではシュノーケリング中や海水浴中にウミガメを見かけることはあるようですが、見れる可能性が高いと言えるかどうかはわかりかねます。
笠利町の用安海岸(奄美リゾートばしゃ山村前)はウミガメに会える可能性が高いと聞きます。お時間があるようでしたら用安海岸でも泳いでみられてはいかがでしょうか。
他の島について
Q. 加計呂麻島について(主にレンタカー)教えてください。
A. 加計呂麻島について(主にレンタカー)教えてください。
奄美大島から加計呂麻島に渡る際は、町営フェリー「フェリーかけろま」または「海上タクシー」のいずれかの船舶を利用することになります。
フェリーは、加計呂麻島の瀬相港に1日4往復、生間港に1日3往復の合計7往復運航しています。海上タクシーは決まった時間に出港する乗り合いの定期船とチャーターの2種類があります。また、フェリーでは車両(レンタカー、レンタバイクなど)の航走が可能です。
加計呂麻島島内の移動ですが、
➀フェリーでレンタカーを航送する
②加計呂麻島でレンタカー(軽自動車のみ)を借りる
③電動のレンタルサイクルを借りる
④路線バス(加計呂麻バス)に乗る
⑤エコツアーガイドが実施するツアーに参加する、などの方法があります。
奄美せとうち観光協会のウェブサイトで詳細をご確認いただけます。